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*馳走 -1-

※注意書き


・R-18指定
・関ヶ原後
・家康がドSです。 重き荷を背負い、泰平の世へ歩みを進める。
 ギャグパートは可哀想。
 そんな家康はいません。 キャラ崩壊してます。


ご理解していただけた方のみ、続きからどうぞ






「よい眺めじゃ……」


闇がわだかまる牢の中で、家康は残忍な嗤笑を口端に滲ませた。
震える蜜袋。真っ赤に熟れた亀頭。そして、張子を美味そうに咥えこんでいる秘肉。
禁欲的な男の媚態に、家康の喉が鳴った。
舐めるような視線から下肢を隠そうとしているのか、獲物は関節を軋ませて必死に身を捩った。だが、無駄だった。膝を折り曲げた足と手首は縄で括られているのだ。蛙をひっくり返した態勢ではろくな抵抗はできまい。


「見るな……クズがっ……!」


怒り滾る声に耳朶を打たれ、目線を上げれば底知れぬ憎悪がこめられた赤錆色の瞳に睨めつけられた。だが、それは逆効果だった。反抗的な表情に燃えるものを感じた家康は瞳に貼りついた禍々しい光を一層輝かせる。
まことにこの男……石田三成には嗜虐の情念をかき立てられる。
だからこそ、家康はこの江戸城の奥にある座敷牢に幽閉したのだ。友と誓った志と主への忠義を貫いた三成。最期まで毅然とした態度を崩さなかった三成。鋼鉄に似た強固な意思と高潔な魂を持つ三成を、家康は喉から手が出るほど欲した。  


……屈辱に泣かせてみたい。


「ん……くぅ……んぁ……」


家康は、玩具へ手を滑らせ、緩慢な動きで張子を抜き差しした。割れ目から滴り落ちた蜜が肉の引き締まった腹を汚してゆく。家康は、狂おしく打ち震える肉茎から淫蕩を示す表情へ視線を移すと、口端に酷薄な笑みを浮かべた。


「三成、イキたいか? ならば、わしを欲せ。さすればイかしてやろう」

「ふざけるな……ん……誰が貴様を。……ぁ、さっさと縄を解き、っ、消えろ……貴様が側にいると吐き気が……する」


息も絶え絶えに三成は悪声を押し出した。
いたぶりがいのある男よ。たっぷりと脂肪を蓄えた下っ腹で猛りが熱量を増してゆく。


三成を凌辱し始めて十日が経つ。昼も夜も三成を犯し続けた。媚薬や玩具で責めることもあれば、複数の男達と共に嬲ることもあった。だが、三成は屈しなかった。
たとえいかなる責め苦を与えられようと、俺は不義に屈さぬ!
家康に初めて抱かれた夜、三成は声高らかにそう告げたのだ。誇りが高ければ高いほど、家康の情念は釣り上がっていくというのに。禍々しい情は積み重なっていき、今宵、最高潮に達した。


「まこと強情なこと。しかし、今日という今日は陥落してもらおうぞ」


ゆっくりな挿入を繰り返しつつ家康は、残酷な光が踊る瞳を秘肉へ向ける。くちゅくちゅとはしたない音を立てる秘肉を見据えながら、嗜虐的な笑みを唇に刻んで、こう告げた。


「今夜の薬は一味違うぞ……」









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